ラヴィンツァラ・Ravintsara

ユーカリに似たスーッとする爽やかな香り

基本情報

 

  • 学名:Cinnamomun camphora
  • 科名:クスノキ科
  • 産地:島の中央・北部・東部の湿った土地
  • 抽出部位:葉・小枝
  • 抽出方法:水蒸気蒸留法
  • 栽培地域:中部・北部・東部の水の豊かな地域
  • 収穫時期:11月〜1月

 

 

 


Story

現地の言語で「ラヴィン」は「葉」「ツァラ」は「良い」と訳します。古くから王様のいるところに生える木と言われ、高貴な植物とされてきました。

 

マダガスカル現地で精油として販売、使い始めたのは近年になってから。それまでは、風邪症状やぜんそく症状で不調の際に、鍋でお湯を沸かして葉っぱを入れ、その蒸気を吸入していました。

 

近年、ヨーロッパの臨床結果より強い誘眠作用が期待できることがわかってきています。風邪なのどの感染症や睡眠不良、心身疲労などに芳香浴やオイルトリートメントで幅広く使われている精油の1つです。

 


主な芳香成分 | 成分分析表

〈酸化物類〉

  • 1,8シネオール

〈モノテルペン炭化水素類〉

  • ザビネン
  • αピネン
  • βピネン
  • リモネン 

〈モノテルペンアルコール類〉

  • αテルピネオール

 

※肌に優しく、毒性もないため特に注意すべき禁忌事項はありませんが、皮膚に塗布する使い方の場合は必ず適切な濃度に希釈してください。


使用上の注意

  • 精油は飲用しないでください。
  • 引火性があります。火気を避けて保管してください。
  • 直射日光、高温多湿の場所を避けて保管してください。
  • 誤飲、誤用防止の為、お子様やペットの手の届かない場所で保管してください。
  • 精油原液を直接お肌に塗布しないで下さい。また、皮膚に塗布して使用する際は、キャリアオイル などに適切な濃度に希釈してご使用ください。
  • 精油は医薬品ではありません。世界の一部地域では治療に用いることがありますが、日本国内では医薬品として治療目的で精油を使用することは認められていません。
  • アロマトリートメントは医療行為ではありません。その効果と効果の実感には個人差があります。
  • 開封後は半年を目安にお使い下さい。酸化反応により香りに変化が現れることがあります。